mono3m’s blog

関東在住一児のママです。自身の出産(2回の流産経験あり 不育症検査実施)、育児について。子連れのお出かけスポットの記録。

不育症検査後の妊娠~子宮頸管長が短く自宅安静に~【妊娠4か月・5か月】

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こんにちは。

今回は、切迫流産になり自宅安静生活を余儀なくされた話について書きたいとおもいます。

 

出産までいろいろあり話が長くなりそうなので、この記事では妊娠4か月、5か月の出来ごとについてまとめます。

 

 

 妊娠4か月に動きすぎた・・・?

妊娠4か月頃、私は仕事の引継ぎで忙しくしていました。
というのも、安定期以降に引っ越しをするために、安定期直前で退職することになっていたからです。

 


妊娠がわかってから退職しようと思ったわけではなく、妊娠する前から引っ越しすることは決まっていました。
退職することを上司に伝えたところ「後任が見つかるまで3か月間は勤務してほしい」と言われましたが、ゆっくり引継ぎもしたかったので了承しました。
その直後に妊娠が判明したため、ちょうどひどいつわりのときと引継ぎが重なってしまったのです。

 

 

私の仕事は外回りの仕事です。

そして猛暑の中なか、徐々に仕事を引き継いでいったといえど一日1万歩以上歩くことも多くありました。

 

働いているときはつわりから少しダルさはありましたが、のちの切迫流産につながるような自覚症状はありませんでした。

 

 

 

安定期直前の出血とその直後の検診


安定期まであと数日となったころ、便秘がひどかった私はトイレで少しいきんでしまいました。
すると、その数時間後にショーツに少し鮮血が・・・。

一気に血の気が引きましたが、2日後に検診の予定が入っていたので冷静になって検診日まで待つことにしました。

 


鮮血は翌日には茶色になっており、量も減っているようでした。

 

検診日に先生に出血のことを話すと「内診してみましょう」と言われ、超音波検査をすることに。大学病院を初受診したときに内診して以来です。

 


内診の結果、現在は出血はしておらず、出血個所と原因はわからないとのことでした。

また、本来であれば妊娠6,7か月ころに測る予定の子宮頸管長を測ったところ、なんと、2,7㎝とのこと!
病院によって入院の基準値は違うそうですが、だいたい2.5㎝または2.0㎝を切ってしまうと即入院となるところが多いようです。

 

 

私の病院では2.5㎝を切ったら入院だったため「今日は入院しなくて良いですが、来週また来てください。あと、今日から安静にしてね」と指示がありました。

 

 

そのときはまだ16週だったのでいわゆる「切迫流産」の状態でした。

せっかく安定期に入れるとおもいホッとしていたころ、一気に絶望に駆られたのをいまでも覚えています。

 

 

「切迫」になったら正期産まで安静にしていなければならないこと、

一度入院したら正期産になるまで入院してなければならないことは、先輩妊婦さんの話を聞いてなんとなく知っていました。

 

 

そのときの私はまだ妊娠5か月。

これから正期産まであと5か月もありました。

 

 

 

 

子宮頸管長短縮に対する処方

体験者のブログや多くの病院ではウテメリンを処方されたり入院されている方は点滴をする方がいまも多いようです。

しかし、現在はウテメリンの48時間以上の投与の医学的有効性はないともいわれているそうです。

 

私の病院では、黄体ホルモン注射を2週間に1回打ってもらいました。最近の研究において黄体ホルモン注射の有効性が証明されているようなのです。

ウテメリン、黄体ホルモン注射に関してインターネットで検索すると様々な記事、文献が出てきますので見てみてください。

 

黄体ホルモン注射は筋肉注射で、最初は上腕三頭筋に打ってもらいましたがかなり痛みがありました。お尻に打つとあまり痛くないけどどうしますか?と先生に提案してもらい、2回目からは臀部に打ってもらったところ、本当に痛くありませんでした。

 

自宅安静生活について

夫と二人暮らしであったため、実家に早めに里帰りすることも考えました。

当時の自宅から実家までは電車で2時間弱でした。

夫にとても負担をかけてしまうので里帰りの提案をしたのですが、夫が料理、洗濯等のすべての家事をやると言ってくれ、出産まで里帰りをせずに夫と二人で生活することになりました。

実際に夫は、愚痴ひとつこぼさずに家事をしてくれました。休日は私が食べたいとリクエストした料理を毎週作ってくれました。本当に感謝です。

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ビビンバをリクエストして作ってもらいました!

 

私は食事とトイレ、2,3日に1回のお風呂以外はベッドに寝たきりの生活でした。

 

そしてその他の時間はスマホ・・・。

スマホ世代の悪い癖です。

その日から「子宮頸管 伸ばす方法」「子宮頸管 伸びた 体験談」など、ありとあらゆることをネット検索していました。

 

なかには「〇〇という姿勢を意識して取るようにしたら伸びてました!!」という方もいましたが、たどり着くのは「一度短くなった子宮頸管は伸びない」という現実を突きつけられた言葉。

 

 

私も医療従事者ですので、何を信じたらよいのかくらいはわきまえています。

ネットの大半は嘘、出まかせであると・・・(言い過ぎ)

やはり文献を読み込んでいる医師が書いたブログや記事などは信ぴょう性がありますし、きちんと統計が取れたデータを載せてくれているブログであれば比較的信用できるとおもいます。

 

 

 話が逸れてしまいましたが、結局はネットなどで検索をせず、担当医師の指示に従って安静にしているしかありません。

 

 

 

 

子宮頸管長の経過(妊娠5か月)

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少しお腹が出てきました

子宮頸管長は5か月に入ったころは2.7㎝。

その直後から自宅安静生活が始まり、切迫流産になってからは4週連続で受診しました。

自宅から病院までは電車で約1時間かかります。当初は、少しでも重力がかかったら子宮頸管が短くなってしまうのではないかとビクビクしていたので往復タクシーで移動することにしました。

片道約7,000円・・・。痛い出費でしたが命には変えられないです。

 

切迫流産といわれた翌週の子宮頸管長は2.6㎝。

妊娠5か月の計4回の検診では2.7㎝、2.6㎝、2.5㎝、2.6㎝と推移しました。

 

2週目の時点でほぼ変化していなかったので、とりあえずタクシー移動はやめて電車移動に戻しました。週1回の電車移動だけでは頸管長は変わらずに済みました。

 

 

ただ、超音波検査では多少の誤差がありますが、結果としてはあまり短くなっていないため引き続き自宅で安静生活をすることになりました。

 

 

 

まとめ

やっとつわりがおわり、仕事も引き継いで退職することになった矢先に突如突き付けられた自宅安静。

 

はじめは現実を受け入れられずにいましたが、夫の献身的な支えもあり徐々に精神的にも落ち着くことができました。

 

毎日横になって退屈な日々でしたが、まだまだ出産まで数か月あるのです。

 

 

6か月以降についてはまた次回記録したいとおもいます。